世界酒蔵ランキング第1位の蔵が醸す「究極の食中酒」

  • 2024年7月号
  • 宮城で作られた"もの"(HOT!PRODUCT)
  • 食品

株式会社新澤醸造店

杜氏 渡部 七海さん

「究極の食中酒」に特化した酒づくりは、消費者に品質を見抜いてもらおうとの想いを込めた『伯楽星』や、創業からの銘柄『愛宕の松』などに結実。2023年、2年連続「世界酒蔵ランキング」で第1位を獲得しています。

データと杜氏の感覚の絶妙なバランスで仕上げる酒

「究極の食中酒」を「料理と合わせて飲んで、飲み疲れしない酒」と定義。糖分量を少なくして、食事が終わるまで、そして人生の最期までおいしく飲むことができる酒を目指してつくられています。糖分が少ないほど雑味が目立ちやすくなるので、データを確認しながら杜氏による香りや味わいのチェックを行い、丁寧に仕上げられます。

米から液体にする醸造工程はもちろん、瓶づめや出荷までを重要視するのが信条。各部署のメンバーが工夫と知恵、経験のすべてを活かし、担当する仕事をやり切るチーム力で蔵独自の酒が醸され、消費者の元に届けられます。

酒の原料「蔵の華」の玄米(写真右)と精米歩合40%の米(写真左)。米を磨き上げるほど雑味は減少しますが、その分だけ、求める味に調整するには繊細な技術が必要です。

株式会社新澤醸造店

住所宮城県大崎市三本木字北町63番地
電話番号0229-52-3002
URLhttps://niizawa-brewery.co.jp